脱出　パチンコ依存！

弟が「ほら」とピン札一万円を渡してくれた。

まともに目を合わせられなかった。

一万円は悲しいほどピンとしていてつるつるだった。

「ほら」との一言がぐさりと胸に刺さった。
過剰反応なのだと思う。しかし呆れられているのは十分にわかる。
さすがにそこまで私も馬鹿ではなかったようだ。


ちょっと愚痴らせて。

話は変わるが、今の会社は私よりも若い世代の人ばかりだ。
２０代後半から３０代前半。
同じ部署の隣の席の男性は３０ちょっと。
彼は苦手だ。

何故かと言うと、つっけんどん。だからだ。
こちらも、面倒くさいと思われると分かっているが
質問をしなくてはならない時がある。
そんなとき「めんどくさい」オーラがでまくっている。
はじめの頃、話しかけたら「そうですね…」とイヤイヤオーラがぁ。

今では私も最低限しか話さないようにしている。

隣の彼は・・・
なんか失敗すると鼻で笑うんだよね。
隣の席だから見えちゃうんだよね。
やっぱ、年取っても鼻で笑われたら嫌なんだよね。

おい！悪気は無いのか？
いやいや、違うね。馬鹿にされているのだろう。。。（涙）
ある年齢になると女でも甘えられる状況にはならない。
しっかりやらねば！と思うが失敗が多い。へこむわ。

なんか色々疲れるなぁ。

嫌なことがあるとパチンコ屋に逃げていたなぁ。
何も考えずにハンドルを握ると忘れられるんだよね。
昔からパチンコ屋は私のドブ川だったと思う。
お金を捨てることがストレス発散って、もったいないな。

嫌なことが有ったら違うことをするプログラムを脳に覚えさせねば。

[2回]

月曜日、憂鬱な一週間の始まりだ。

昨日はふて寝して沢山寝たはずなのに朝起きるのが辛い。

ぐったりと倦怠感で重い体を起こし朝ごはんを食べずに家を出る。
昨日の最悪な事態を考えながら空を見る。

「むなしいなぁ。。。」

昨日、カードの支払額をネットで見て愕然とした。
先月の金欠のしわ寄せが今月に来ている。
「まずい。払えない」心が焦る。
ショッピングを分割に切り替えるがすぐに反映されないので不安だ。
何度見てみもエラー的なメッセージが出ていてわからない。

「どうしよう・・・・。」身が縮む思いだ。
そんなどんよりとした気持ちで会社に行く。



私は昨年の九月に転職したばかりだ。
転職した会社は二社が共同経営している会社である。

しかし、やっと入った会社は（契約社員なのだが）昨年の十一月の下旬に会社更生法を申請した。
入って三ヵ月が過ぎたばかりなのに『倒産』ギリギリ、いや事実的には倒産してしまった。
今現在は更正法で生かされ、給料も貰っている。

しかし審判の日は来た。

私は倒産した側に会社に雇われており、出向と言う形になっている。
そして今週の週末　社長じきじき　面接をして今後を話し合う。

今の共同経営の会社はもう一つの会社になる。
再来週はその会社側から雇用の説明がある。

しかし、私はどうなっちゃうのだろうか？
「もう雇えないのでごめんなさい」と言われちゃうのか！？。
今働いている人達は全部、救い上げてくれると言っているが私はまだ一年経たないし
はっきり言って戦力にはなっていない。。。一番危ない！

パチで打ちひしがれて会社はヤバヤバで　ひじょ～に、憂鬱だ。

明日の私、どうなるのよ！
パチンコで借金だらけ。会社倒産で無職。
真面目に考える。
「悪いことばかりで罰が当たったのか！」と悩む。

なんでこんなになっちゃうのかなぁ！！！
頑張ってるんだけどなぁ！

まぁ、どうにかなるか？
殺されるわけではないし、明日は来るさ。（苦笑）
垂れ流し的な日記ですみません。




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[1回]

日記を書いた後、がっくりして寝てしまった。

夕方のとろりとした甘露アメの色の時間。
崩れこむようにベットへと倒れこんだ。
遠くでこども達が笑う声が聞こえ、意識が遠のいてゆく。

浅居眠りの中で夢を見ていた。
喉が渇いてしょうがない。水をがぶがぶ飲む。しかし喉が渇く。
起きたら7時半だった。
寝たはずなのにぐったりしている。

頭がパチンコの負けていっぱいになる。
弟にパチンコの借金を返済した一万円を今月貸して欲しいと頼む。
弟の顔が曇ったのが分かった。
きっと「またかよ」と思われ信用を益々無くしたのを感じた。

「明日な」と言われ心の中で『申し訳ありません』と誤っている自分がいた。

ここからはかなり重い話になるので見たくない人はご遠慮を・・・。





家は依存症一家なのだ。
父は昔からパチンコ・競馬でギャンブル三昧。
母は生まれる前から鬱っぱくて私が二十歳ぐらいの時には酒を飲んでは絡んできた。
いわゆる共依存なのだと思う。

二十年前は東京に一軒家があった。
父は遺産相続された土地も持っていた。
しかしマトモニ働いていた姿を私は知らない。
年に数回、なんだかわからん設計をしていた。（父は一級建築士なのだ）
しかし大学を出て資格を取った頭があるのにどうして仕事が無かったのだろう。
たぶん土地を切り売りして生活していたのだ。

「凄い財産を残してもらったのに残ったのは借金だった」

結局、東京の土地を売ってチャラにし都落ちで地方へ来た。
働くといっていた父は知らない間に◎百万の借金をしていた。
弟は父の借金を返し私も結婚していたが微力ながら仕送りをしていた。
最後は私が弁護士に頼み債務整理してもらった。
そして残った残金７０万円を弟が返済した。

弟の人生は・・・。家の犠牲になった。

そして今、私と父と母の犠牲になっている。

私は弟に申し訳が立たない。何とか開放してあげたい。
そう思っているのに自分がギャンブルで借金まみれになってしまった。
今の生活を変えて何とかしたい。

そう思っているのに失敗ばかりだ。
父のようにはならない。
しかし今の私は額は違えど父と同じだ。
最低だ。

しかし又立ち上がらなければならない。
私の人生、人より少しだけ波乱万丈。
話し始めたらきりが無いので、又の機会に母との関係を書こうと思う。

湿った風が吹いてきた。
雨が降ってきた。少し寒い。
もう一度立ち上がろう。

[3回]

今日は朝からイライラしていた。

ちょっとのつもりが大怪我になった。

給料を貰ったばかりなのに、借金返済、支払い等を考えると三万円しか残らない。

どいた台をおばちゃんに出されて、頭の中の何かが切れた。
「やめなよ」ともう一人の自分が囁いているのに
「取り戻さなきゃ！｣と打っている自分がいる。

私　もう駄目だ。

[2回]

暇と言うかイライラしてしまう。

今までは財布の中身がパチンコで増える気がしていた。
そんな根拠は無いのにな。

貰った給料があっという間に無くなる様な不安感がある。
千円のＴシャツが欲しいのに買えなかった。

靴下もシャツもパンツも欲しいのに買えない。
お金を使うのが・・・、財布から数千円消えるのが怖いのだ。

結局何も買えないまま、贅沢をしようと
スタバのコーヒーティラミス・フラペチーノのショートを買った。
かなり思い切って買った。笑っちゃう。

飲んだ味は甘くてサクサクしてて少しクリームチーズの風味がして
美味しかった。
しかし、５５０円は高いな・・・。
財布の中の一万円が崩れて９４５０円のお釣りになった。
微妙な感覚。表現できない気持ち。
『財布の中が、凄く薄くなった気がする』＝心配。

なんか楽しめない自分がいる。
自分が何者なのか解らない気がする。

パチンコでは万単位が平気だったのに、千円が辛い。

こんなので大丈夫なのだろうかと不安になる。
しかし今が辛抱。

[1回]